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卒後研修

令和6年度 後期研修専門医養成コースの募集について

詳細はこちらから

  1. 書類提出期間
    令和5年9月1日(金)から令和6年1月31日(水)まで
  2. 提出書類
    次の書類を、下記提出先へ、郵送(書留郵便)、またはご持参ください。
    ア  令和6年度福島県立医科大学附属病院専門医研修願書(様式1 A4サイズ)
    イ  履歴書(様式2 A4サイズ)
    ウ 医師免許証又は歯科医師免許証の写し

    【注意事項】

    ①ア、イの氏名、生年月日は戸籍のとおり正確に記載し、署名、押印もれのないように注意してください。
    ②ア、イの氏名欄は自署で記載してください。それ以外は打ち込みで作成することも可能です。
    ③ア、イに記載した内容について、書類提出後の年度末までに変更があった場合、直ちに下記の事務担当にご連絡ください。
    ④ウはA4サイズに縮小し、白黒で複写して提出してください。
    ⑤ウは当院で臨床研修を修了見込あるいは修了済みの方は提出不要です。

入局後の進路

1~2年目
大学病院で研修
1年目は大学で研修を行い、眼科のあらゆる分野の基礎知識と技術を身に着けるようにします。
学会発発表や論文作成の指導も行います。
2~3年目
関連病院で研修
2年目以降は市中病院1~2ヶ所にて、身に着けた基礎知識を応用できるよう、眼科手術を中心に研修を行います。
3年目以降
大学院大学病院又は関連病院で研修
指導医のもと、自分で判断しながら診察、治療できるよう指導します。
大学院については、1年目からの選択も可能です。各々の希望に沿ったフレキシブルなコース設定が可能です。
5年目以降
眼科専門医取得
専門医取得後は、さらなる専門分野を極めるため、学内の基礎教室へ出向しての研究、学外への留学なども可能です。
より患者さんに近い診療を望み、開業医を目指す場合もあります。毎年行う教授面談の機会などを利用して、将来の進路を相談してください。
週間スケジュール
  1. クルズス8:30
  2. 教授総回診:水曜日8:00
  3. 症例検討会・術前検討会:水曜日18:30
  4. 医局会:水曜日、症例検討会終了後
  5. 定時手術:火曜日、金曜日
  6. 出張:関連施設での出張日は定刻(多くの施設は9:00)までに出勤し、主に外来業務をおこないます。
勤務体制 診療グループはA・Bの2グループ制。
入局後はいずれかのグループに所属し、病棟診療、術前・術後診察、手術、外来診療、研究活動等をおこないます。
定時の手術はAグループが火曜日、Bグループが金曜日です。
休暇
夏期休暇: 7月から12月までの期間に2週間の持ち分を自己分配。
1週間まで連続休暇可能。
結婚休暇: 上記休暇に加えて連続2週間の休暇が可能です。
産休、育児休暇: 通常は産前8週、産後8週程度としますが、
環境に合わせて相談に応じます。

「研修医の頃」~かけ出し専門医より~

眼科専門医取得まで

本講座は、日本眼科学会専門医制度が認める基幹研修施設に認定されており、網膜手術件数は平成25年670件、平成26年601件、平成27年 585件におよび、全国の大学病院の中でも上位です。入局5年目の医師の手術件数は下記のとおりで、内眼手術から外眼手術まで幅広い症例の手術を経験することができます。

医師A 手術件数(H24年4月入局~H28年6月まで)
内眼手術 執刀 430件 助手 1300件
白内障手術 執刀 375件 助手 1042件
緑内障手術 執刀 1件 助手 11件
網膜硝子体手術 執刀 38件 助手 260件
外眼手術 執刀 44件 助手 100件
レーザー手術 執刀 250件 助手 20件

専攻医インタビュー

過去の専攻医インタビューはこちら

女性眼科医を目指す方へ

日本眼科学会医師会員の約40%が女性です。臨床家として、研究者として、教育者として多くの女性が活躍しています。
眼科は外科系の中では比較的体力を必要としない診療科で、手術は適当な時間であることが多く、手術が終わらなくて保育園に子供を迎えに行けないということも起こりにくいです。また、眼科には診察から手術まで様々な分野、仕事の仕方があるので、自分のペースに合わせて仕事をしやすいといえます。
本講座でも、結婚や出産、育児に合わせ、柔軟に対応できるよう取り組んでいます。

出産・育児について

産前産後休暇
産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)、産後8週間
育児休業〈無給〉:
原則として子が1歳にまるまで

主な支援内容

  1. 出産育児に関する休暇と休業制度が法律に基づいて整備されています。
  2. 法律に基づいた制度以外にも大学・病院独白の支援制度があります(時短勤務など)。
  3. 福島医大の託児所「すぎのこ園」を24時間対応で利用できます。
  4. 学内の病児病後児保育所「すくすく」も利用可能です。
  5. 保育園等の送迎や病院受診に間に合うよう、勤務時間に配慮しています。
  6. 日直・当直については、免除や日直のみなどの配慮をしています。

実習・見学案内

~当教室の実習や見学を希望される方へのご案内~

対象は医学生(本学や他大学、学年は問いません)を中心としていますが、研修医や他科医師でも興味を持たれた方ならどなたでも実習や見学等の相談に応じます。期日や期間は自由です(要相談)。

希望者は電話、FAX、メールのいずれかでお申し込みください。

医局電話
024-547-1303
FAX
024-548-2640
E-mail
ganka@fmu.ac.jp

学生の皆様へ

学生への教育は4年生の系統講義より始まり、5年生の臨床実習で眼科的基礎知識を養成します。その後、6年生でアドバンスコースを選択された学生には白内障の模擬手術実習などもおこなっています。

卒後研修では、厚生労働省の定める卒後臨床研修2年間終了後、4年以上の眼科研修を行うことによって、日本眼科学会専門医制度の定める、眼科専門医試験受験資格を得ることができます。当教室では基幹施設の所属する大学病院の他に、認定された関連病院においても眼科研修を行い、あらゆる眼科疾患に対応できる医師を養成しています。

第5・6学年臨床実習

実習初日は9:00までに眼科の医局へ集合してください。オリエンテーションをおこないます。
やむを得ず欠席する場合は、医局秘書に必ずご連絡下さい。

目標
基本的な眼科診療を経験し、代表疾患を患者さんから直接学びます。
スタイル
プライマリーコースではグループ単位で実習を行います。アドバンスドコースでは担当指導医が各人につきますので、行動を共にし、診療をおこないます。プライマリーコースでは1週間で1例、アドバンストコースでは2週間で2症例の入院患者を受け持ち、病歴聴取、カルテ閲覧、術前検査、手術見学、手術助手(アドバンスのみ)、術後診察をおこないます。また、毎週水曜日18時から開かれるケースカンファランスにも参加します。
検査・診察
  1. 直像鏡検査:視神経乳頭と黄斑の観察。動静脈の区別
  2. 倒像鏡検査:お互いの眼底をスケッチします
  3. 細隙灯顕微鏡検査:角膜の断面、前房の細胞、水晶体、硝子体を観察
  4. 蛍光眼底造影:フルオレセインとインドシアニングリーン
  5. 光凝固:レーザー装置の仕組みと原理
  6. 手術助手:手術の見学の他、アドバンスコースでは実際に手術助手もおこないます
  7. 手術実習(アドバンスのみ):模擬眼に対してマイクロサージャリー手技の練習をおこないます

眼科手術ハンズオンセミナー(FOCUSの会)

FOCUSの会Fukushima Ophthalmic Clinical Update Seminar
学生、研修医を対象としたFOCUSの会を、年2回開催しています。
マイクロサージェリーの楽しさを体験してください!

2023年7月1日、第18回フォーカスの会(医局説明会)が開催されました。

今回は初期研修医4人、学生4人の8名が参加してくれました。

第一部は白内障手術練習です。医局員の的確なアドバイス(と、ときどきお手伝い)で全員眼内レンズ挿入まで行うことができました。

第二部は講演会です。入局1年目の先生達からは若手眼科医の日常、加藤先生からは転科という珍しい経緯を辿った人生、森先生からは専門医システム、そして石龍先生から眼科の魅力を語っていただきました。

第三部はお待ち兼ねの食事会で、お互いざっくばらんに話をすることができました。福島県立医大眼科の良い雰囲気を感じ取ってくれると良いなと思っております。

次回の医局説明会は11月11日を予定しております。みなさまのご参加、お待ちしております。

後期研修協力病院

卒後臨床研修協力病院 所在地 医師名 職名
1 大原総合病院 福島市 鈴木 勝浩 主任部長
2 保原中央クリニック 伊達市 菊池 重幸 病院長
3 済生会福島総合病院 福島市 鈴木 美佐子 医長
4 太田総合病院付属 太田西ノ内病院 郡山市 齋藤 国治 部長
5 寿泉堂綜合病院 郡山市 神田 尚孝 部長
6 星総合病院 郡山市 平井 香織 部長
7 竹田綜合病院 会津若松市 近藤 剛史 医長
8 坂下厚生総合病院 会津坂下町 原田 学 科長
9 塙厚生病院 東白川郡 荒木 聡 部長
10 福島労災病院 いわき市 鈴木 説子 主任部長
11 東京女子医科大学 東京都 飯田 知弘 主任教授

お問い合わせcontact

福島県立医科大学眼科学講座
〒960-1247 福島県福島市光が丘1番地
TEL:024-547-1111(代表)
E-mail:
※メールでは個別の健康相談には応じておりませんのでご了承ください