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弱視・斜視・小児眼科

弱視・斜視外来は当科の専門外来としては歴史が長く、昭和45年頃に開始されました。弱視や斜視の診断、治療は勿論、小児眼科全般にわたる広い守備範囲を持っています。斜視の治療では手術の件数も多いのみならず、光学的治療(屈折矯正やプリズム治療)への取り組みも積極的に行っています。これは、当教室の伝統的研究分野でもある眼光学、屈折・調節という専門性を生かしたものといえ、そのノウハウは弱視治療にも大いに役立っています。また、小児の調節機能や調節性内斜視の発生についての研究も臨床に即して行ってきています。他には心身障害や眼先天異常などをもつ児の視覚障害や、心因性視覚障害の診療にも力を入れています。さらに3歳児眼科検診にはその開始以前から長くかかわり、現在も福島市の検診への視能訓練士の参加と屈折検査の導入を行うなど、全国に先駆けて検診の充実に取り組んでいることも強調される点です。

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福島県立医科大学眼科学講座
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