福島県立医科大学眼科学講座

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外来診療のご案内

網膜硝子体疾患、緑内障、小児眼科、斜視弱視、眼腫瘍、神経眼科などの専門領域において、地域の患者さんのニーズにあった、誠実で良質な医療を目指し日々診療に取り組んでおります。

診療内容

外来診療のご案内

100歳でも1.0を目ざして

視覚は、人の認知能力の9割を占めると言われ、これからの高齢化社会で視覚を維持することは眼科の重要な使命です。しかし、加齢に伴い白内障や黄斑変性により視力は低下していきます。当科では、加齢黄斑変性をはじめとした黄斑疾患を中心に診療、研究を進めており、生涯、よい視力で健やかに過ごせる眼科医療の確立を目指しています。

加齢黄斑変性は、すでに欧米では高齢者の視力低下の第1位となっており、最近、わが国でも急増している疾患です。この病気では黄斑部に脈絡膜由来の血管新生が起こりますが、部位的にも治療が困難で、進行すると高度の視力障害を来す難治性疾患です。類縁疾患の中心性漿液性脈絡網膜症糖尿病網膜症や網膜血管の閉塞による起こる網膜静脈分枝閉塞症による黄斑浮腫に対しても最新の診断、治療をおこなっています。

【診断】低侵襲、高精度 診断

これまで黄斑疾患の確定診断には、血管に造影剤を注入する蛍光造影検査が必要でした。しかし、この検査では造影剤により気分が悪くなったり、場合によっては体調に影響が出ることもありました。当科では、最新機器である光干渉断層血管撮影(OCT angiography)を2機種、導入し、造影剤を使わない診断を目ざしています。これまでの蛍光眼底造影に完全に取って代わることはいまだできていませんが、従来に比べて、蛍光造影の機会を減らすことができる様になりました。疾患によっては、従来の蛍光眼底造影より、明瞭な画像がえられることもあり、診断精度の向上にも貢献しています。

他にも、視細胞を直接観察できる検査機器 (rtx1)や眼底をモニターしながら網膜の感度を測定できる機器などを使い、より精度の高い診断を目指しています。

【治療】選べる治療

黄斑疾患の治療には抗血管新生薬(抗VEGF薬)、パターンスキャンレーザー、光線力学的療法、ステロイド局所投与、硝子体切除術手術など多くの治療法が用いられています。当科では、これらすべての治療を受けることが可能です。このため多数の治療手段の中から、患者さんに最適の治療を選択することができます。また、患者さんも、自分に適したいくつかの治療法の中から最も自分に合った治療法を選択することができます。
 多数の治療経験があり、抗VEGF療法は年間6,000件以上、硝子体手術は500件以上の例を治療しています。硝子体手術に関しては、雑誌等で治療例数の多い施設として紹介されております(2017年版『手術数でわかるいい病院 』(週刊朝日・臨時増刊)など)。
 最新の治療として、ナビゲーションシステムレーザー(Navilas®)を用いた治療も行っています。この機器は自動追尾機能を持つレーザー凝固装置で、様々な画像診断結果をレーザー装置に読み込ませ、ピンポイントでレーザー凝固ができる装置です。これにより安全かつ正確なレーザー照射が可能となり、これまで治療対象にならなかった症例に対しても治療が可能になっています。

手術に関しては、従来は「眼の急所」である黄斑部に手術操作を加えることはタブーとされていましたが、現在では硝子体手術で黄斑疾患を治療することが多くなってきました。硝子体手術の進歩により難治性疾患の手術成績が向上し、また対象疾患と適応が拡大してきています。黄斑円孔のように治療法のなかった疾患が外科的に治癒するようになったことはそのよい例です。より良い視機能を提供するために、種々の検査法を用いた的確な診断と治療法の選択、そして治療手技の向上と開発を進めています。これらの疾患に対する硝子体手術の件数が急増しているのも当科の特徴のひとつです。

外来診療担当の詳細はこちらです。

受付時間:午前8時30分から11時(午後に予約がある場合を除きます)

診療開始は8時45分からとなります。

再来は時間予約制となっております。診察は紹介状をお持ちになられた新患の方と予約をお取りになられた患者さんが優先となります。
また、外来の進み具合により診察時間が予約より遅れる場合があります。待ち時間が長くなり患者様には大変ご迷惑をお掛けすることもありますが、ご理解いただきますようお願いいたします。

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