福島県立医科大学眼科学講座

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眼窩外科・眼腫瘍

眼腫瘍・眼窩疾患外来の現状についてご報告いたします。県内の施設を中心に腫瘍の患者さんが4人も同じ日に紹介いただくときもあり、古田実准教授、大口泰治先生が忙しく診療しております。患者さんとご家族のニーズに答えるために、眼瞼の小さな腫瘍切除や大きな眼窩腫瘍の生検は初診時に外来で行うようにしております。県内には小さな眼瞼腫瘍を切除している先生もおりますので、当科に集まる患者さんは、県内で発症する6-7割くらいかと根拠もなく想像しており、当科での眼部腫瘍の統計は、福島県内の発症頻度をある程度反映しているのではないかと考えております。現在、最新の腫瘍統計をまとめているところです。古いデータですが、大口先生がまとめた2003-2010年の眼部腫瘍488例の統計を示します。眼内悪性リンパ腫は、日本のぶどう膜炎の2.5%(8位)を占めており、福島に限った状態ではなく、メジャーな眼内腫瘍となりました。診断や治療にお困りの際には、ご相談ください。

部位:眼内30%,眼瞼/眼表面35%,眼窩35%
部位別悪性腫瘍Top5(良性腫瘍は統計から除外してあります)
順位 眼内 % 眼瞼 % 眼窩 %
1 転移性腫瘍 31 基底細胞癌 42 悪性リンパ腫 50
2 悪性リンパ腫 25 脂腺癌 36 副鼻腔からの浸潤 18
3 悪性黒色腫 24 扁平上皮癌 14 転移性腫瘍 15
4 網膜芽細胞腫 24 メルケル細胞癌 3 腺様嚢胞癌/腺癌 11
5 悪性黒色腫 3 神経芽腫 2

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